プロ19年目を迎えた小久保裕紀の2012年シーズンは2000安打まで秒読み、いつ達成されるかが注目された。しかし、例年以上に腰の状態が悪く、1999本目を打った2日後の5月25日に登録抹消。王手をかけたところで、二軍に落ちるという稀に見る出来事だった。1カ月の休養とリハビリを経た6月24日、無事に2000安打に到達。王手をかけてから2000本目の安打が出るまで要した33日は史上最長期間だった。