阪神の呉昌征(ご・しょうせい)が西宮球場で行われたセネタースとの試合でノーヒットノーランを達成した。偉業を達成した呉は、実は投手として本格的にプレーしたのはこのシーズンのみで、本来は野手登録の選手。27試合の登板(チームトップの14勝を挙げた)も含めて101試合に出場しており、3割近い打率と25盗塁を決めている。戦後で選手が少なかったことから、呉は限定的に“二刀流”としてプレーしたのだった。