臨時代走〜高校野球編〜(第55回)
メンバーで
やりくりします
ピンチでも
ようやく調子づいた打線が
相手投手をとらえ始めました
ここからどんどん行くぞ!
と意気込んだその矢先……
バッターが死球を受けて
その場にうずくまりました…
顔をゆがませ、かなり痛そうに……
そこで監督は臨時代走を告げました
控え選手が数少なく
試合進行を滞らせないために
限定的な代役を送ります
ただし、このピンチランナーを
ベンチが選ぶ権利はありません
“現時点で最も遠い打順の選手”
が自動的に割り当てられます
仲間の無事を願いつつ
チームは全員で戦い続けます
文・イラスト=清水はるか(しみず・はるか)/元・高校球児の女性イラストレーター。都立高の硬式野球部出身。日本のプロ野球(主にパシフィックリーグ)が好きで、シーズン中は関東の球場に頻繁に出没。野球の絵本にチャレンジ中。
ブログ(http://mizuhalu.jugem.jp/)もやっています。
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