飲料!?バッセン誰に需要が?の巻/第36打席
今回で第36弾!
漫画家・平沢健司さんは、現在『月刊チャンピオン』で連載中。野球部出身で、今でもバッティングセンター(通称“バッセン”)に通っている実践派。平沢さんの観察眼が光る奇妙なバッセンの世界をどうぞ!
百歩譲ってコーンスープならまだ理解できるのだが、まさか甘味の真髄を極めた、おしることは・・・。
スポーツドリンク、炭酸飲料、ミネラルウォーター、お茶。この並びに無理矢理ねじ込まれたおしるこが不憫でならない。
それはもう、強力な巨人の打線に愛くるしいポメラニアンが入り込むようなもので・・・。
いや待てよ・・・。
もしかしてポメラニアンは、その小さな身体と持ち前の脚力を活かし、フォアボールで塁に出るや否や、盗塁に次ぐ盗塁! 相手の守備を掻き乱し大活躍するのでは!?
そんな妄想に浸りながら、おしるこを購入し、一口飲んでみる。
思いのほか五臓六腑に染み渡った。
なるほど、おしるこ必要かも。
画・文=(ひらさわ・けんじ)/ギャグ漫画家。「バッティングが好き」という理由だけで、小・中・高と野球を続けてきた。バッセンのお世話になった回数は数知れず。好きな打法は、天秤打法。好きな返しは、センター返し。『月刊チャンピオン』にて
「アンダーライフ」連載中!
※来週は5月7日(水)に更新となります。ご了承ください。
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