イラストレーター・横山英史と申します。このコーナーでは、ベースボールを題材にしてそれをイラストで表現しています。
先週、10月25日のプロ野球ドラフト会議で、藤浪晋太郎投手(大阪桐蔭)がオリックス・バファローズ、阪神タイガース、千葉ロッテマリーンズ、東京ヤクルトスワローズの4球団から1位指名を受け、クジ引きの結果、阪神タイガースが交渉権を獲得しました。当たりくじをひいた和田監督が子供のように嬉しそうな顔をしていたので、僕も思わず嬉しくなってしまいました。
さて、今回のイラストです。ドラフト直後で、少々気が早いですが、早速「タイガースのユニホーム」を着て、マウンドで投げている藤浪投手を描いてみました。
長身にタテ縞が、よく似合う気がします。
イラストは、197センチの長身、長い手足にポイントをおいて描きました。輝くような活躍を期待して、背景をこんな色にしてみました。
みなさんもそうだと思いますが、今年の甲子園春夏連覇は記憶に新しく、特に夏の準決勝、決勝の連続完封は強烈な印象を残しました。ほんと素晴らしいピッチングでした。この甲子園の申し子みたいな投手が、ここを本拠地とするチームに入団、そして未来のエースを目指す…。まるで映画か漫画みたいです。来季の甲子園デビューの日を思うと、今から待ち遠しくてワクワクしてしまいますよね。
それでは、また次回お会いしましょう。
絵と文=横山英史(よこやま・ひでし) /野球を題材にしたイラストを得意とするイラストレーター。スポーツ雑誌のイラストやオリックス・バファローズの選手紹介イラスト(2003〜2005年)や、メジャーリーグ カンザスシティ・ロイヤルズのクラブハウスに飾られているチーム歴代プレイヤーを描た作品なども制作。1980年生まれ。