1位:今村猛(広島)/67登板
2位タイ:山崎康晃(DeNA)64登板
2位タイ:桑原謙太朗(阪神)/64登板
4位:岩崎優(阪神)/63登板
5位タイ:田島慎二(中日)/62登板
5位タイ:石山泰稚(ヤクルト)/62登板
7位:マテオ(阪神)/60登板
8位タイ:一岡竜司(広島)/59登板
8位タイ:ジャクソン(広島)/59登板
8位タイ:高橋聡文(阪神)/59登板
8位タイ:ドリス(阪神)/59登板
1位:中崎翔太(広島)/防御率1.46
2位:桑原謙太朗(阪神)/防御率1.58
3位:山崎康晃(DeNA)/防御率1.61
4位:高橋聡文(阪神)/防御率1.77
5位:一岡竜司(広島)/防御率1.85
6位:マシソン(巨人)/防御率1.98
7位:ジャクソン(広島)/防御率2.07
8位:岩崎優(阪神)/防御率2.13
9位:又吉克樹(中日)/防御率2.17
10位:藤川球児(阪神)/防御率2.26
1位:高橋聡文(阪神)/WHIP 0.90
2位:中崎翔太(広島)/WHIP 0.92
3位:桑原謙太朗(阪神)/WHIP 0.96
4位:山崎康晃(DeNA)/WHIP 0.97
5位:ジャクソン(広島)/WHIP 1.00
6位タイ:マシソン(巨人)/WHIP 1.02
6位タイ:田島慎二(中日)/WHIP 1.02
8位:一岡竜司(広島)/WHIP 1.06
9位:パットン(DeNA)/WHIP 1.14
10位:ドリス(阪神)/WHIP 1.16
登板数、防御率ともに光るのは広島&阪神勢。特に防御率では上位10人中7人を2球団で占め、リリーフ陣の働きがチームの結果に直結していることを証明している。
WHIP1位はなんと高橋聡文(阪神)。ワンポイントやビハインド時の登板も多く、ホールド数は20で突出したものではないが、隠れたナンバーワンリリーフ投手だ。高橋を放出した中日は歯ぎしりしていることだろう。
阪神ではマテオが42ホールドポイント、桑原謙太朗が41ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを争っている。打線も先発陣も飛び抜けてはいないが、リリーフ陣は広島といい勝負だ。
1位:岩嵜翔(ソフトバンク)/71登板
2位:サファテ(ソフトバンク)/64登板
3位:シュリッター(西武)/62登板
4位:森唯斗(ソフトバンク)/60登板
5位:福山博之(楽天)/58登板
6位:牧田和久(西武)/57登板
7位:武隈祥太(西武)/56登板
8位タイ:鍵谷陽平(日本ハム)/55登板
8位タイ:嘉弥真新也(ソフトバンク)/55登板
8位タイ:黒木優太(オリックス)/55登板
1位:松井裕樹(楽天)/防御率0.36
2位:福山博之(楽天)/防御率1.03
3位:サファテ(ソフトバンク)/防御率1.13
4位:マーティン(日本ハム)/防御率1.23
5位:岩嵜翔(ソフトバンク)/防御率1.89
6位:牧田和久(西武)/防御率2.34
7位タイ:平野佳寿(オリックス)/防御率2.53
7位タイ:増田達至(西武)/防御率2.53
9位:鍵谷陽平(日本ハム)/防御率2.56
10位:増井浩俊(日本ハム)/防御率2.64
1位:サファテ(ソフトバンク)/WHIP 0.69
2位:マーティン(日本ハム)/WHIP 0.71
3位:鍵谷陽平(日本ハム)/WHIP 0.89
4位:岩嵜翔(ソフトバンク)/WHIP 0.97
5位タイ:福山博之(楽天)/WHIP 0.99
5位タイ:増田達至(西武)/WHIP 0.99
7位:松井裕樹(楽天)/WHIP 1.01
8位:牧田和久(西武)/WHIP 1.02
9位:近藤大亮(オリックス)/WHIP 1.05
10位:武隈祥太(西武)/WHIP 1.10
登板数で目に入るのはソフトバンクと西武。ソフトバンクは先発陣に故障が多い1年だったが、リリーフ陣がフル稼働で補完し、見事にリーグ優勝を決めた。西武もここ数年のリリーフ陣の不振を吹き飛ばし、来季も期待できそうだ。
防御率ランキングでは松井裕樹(楽天)が圧倒的トップ。WHIPは7位だが、ランナーを出しても還さない投球ができており、今季の自責点はわずか2点。サファテ(ソフトバンク)がセーブ数では断トツで、松井は無冠が確実だが、このすさまじい数字は後世に語り継ぐべきだろう。
日本ハムではマーティン、鍵谷陽平がWHIPで好数値。チーム再建の柱になれるか注目したい。
文=落合初春(おちあい・もとはる)