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日本人高校生がアメリカのドラフトで上位指名! など日本人メジャーリーガーの4〜6月を振り返る

 4月2日(現地時間)のアストロズ戦で、レンジャースのダルビッシュ有が快投を見せた。9回2死までパーフェクトに抑えながら、最後の打者にヒットを打たれMLB史上24人目の快挙達成を惜しくも逃した。だが27人の打者に対し、奪三振14、ゴロ9、ライナーとフライはともに2本だけと圧巻の内容だった。

Q.ところで、夢を打ち砕いた27人目の打者、マーウィン・ゴンザレスの今シーズンの成績は?
1.出場140試合 打率.321 本塁打15
2.出場95試合 打率.280 本塁打20
3.出場72試合 打率.221 本塁打4
4.出場43試合 打率.240 本塁打0


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▼ ▼?正解は?▼ ▼

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A.出場72試合 打率.221 本塁打4

 レンジャースファンによってWikipediaが荒らされたことも話題になった、ゴンザレスは夏場にマイナー落ち。それでもショートとセカンドの控えとして72試合に出場。貴重な経験を積んだ24歳のシーズンだった。

 そんなゴンザレスの所属するアストロズが全体1位指名権を得たドラフト会議が、6月6日から8日にかけて行われた。日本で話題になったニュースと言えば、ヤンキースの2巡目(全体66番目)で指名されたカリフォルニア州サンディエゴのランチョ・バーナード高の日本人内野手・加藤豪将だ。

Q.加藤豪将の名前の読みは?
1.たけまさ
2.ごうしょう
3.かつまさ
4.ごうすけ

▲画・横山英史。ベースボールイラストレーションより

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▼ ▼?正解は?▼ ▼

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A. ごうすけ

 加藤の通ったカリフォルニア州サンディエゴのランチョ・バーナード高校のOBには、『マネー・ボール』で有名な現アスレチックスGMのビリー・ビーンがいる。ビーンは名門スタンフォード大学進学をあきらめ、加藤と同じニューヨークが本拠地のメッツに入団した。加藤もカルフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)進学を取りやめてプロ入りしており、重なる部分がある。

 加藤はドラフトで上位指名されるという形で日本人の存在感をMLBに示したが、別のアプローチで現地ファンに日本人を印象づけたのがご存知・川?宗則。4月のメジャー昇格以降、在籍していたブルージェイズでの人気ぶりには、同じアメリカンリーグ・ヤンキースでプレーするイチローも驚いていた。

Q.川?の人気ぶりを「○○に○○が帰ってきたくらいの声援」という言葉で表現したイチロー。○○に入るのは?
1.「ニューヨーク」に「ジーター」が
2.「ボストン」に「松坂」が
3.「ニューヨーク」に「松井さん」が
4.「神戸」に「僕」が


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▼ ▼?正解は?▼ ▼

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A.「ニューヨークにジーターが帰ってきたくらいの声援」

 自分とは真逆ともいえるスタイルで人気を獲得する後輩の姿を見て、嬉しそうだったイチロー。川?はその後もコミカルなスタイルを突き通し、トロントの人気者になっていく。イチローの4000本安打にもグラウンド上で立ち会った。川?はチームが連敗に陥ると、ミーティングでとにかく“Wake Up!!!!”と叫んでチームに刺激を与えていたというが、その存在はイチローにとっても良い刺激になっていたことだろう。


■プロフィール
文=秋山健一郎(あきやま・けんいちろう)…1978年生まれ、東京都出身。編集者。担当書籍に『日本ハムに学ぶ勝てる組織づくりの教科書』(講談社プラスアルファ新書)、『プロ野球を統計学と客観分析で考えるセイバーメトリクスリポート1、2』(デルタ、水曜社)など。

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