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《プロ野球コスパランキング》投手編・年俸から1奪三振あたりの金額を割り出してみた【ワースト10】

《投手編・1奪三振の値段ワースト10》
(8月31日現在の成績を反映)

1位 馬原孝浩(オ)67,500,000円
 2奪三振 推定年棒1億3,500万円

2位 帆足和幸(ソ)55,000,000円
 1奪三振 推定年棒1億2,000万円

3位 内海哲也(巨)50,000,000円
 8奪三振 推定年棒4億円

4位 岩嵜翔(ソ) 44,000,000円
 1奪三振 推定年棒44,000万円

5位 渡辺亮(神) 35,500,000円
 1奪三振 推定年棒3,550万円

6位 岡島秀樹(横)30,000,000円
 2奪三振 推定年棒6,000万円

6位 伊藤義弘(ロ)30,000,000円
 1奪三振 推定年棒3,000万円

8位 朝倉健太(中)25,000,000円
 1奪三振 推定年棒2,500万円

9位 山本昌(中) 20,000,000円
 2奪三振 推定年棒2,000万円

10位 加藤康介(神)17,500,000円
 2奪三振 推定年棒3,500万円


このまま終わるのは寂しい内海哲也


 ワーストランキングの中では、3位の内海哲也に触れないわけにはいかないだろう。4年間続いた2桁勝利が昨年で途切れ、捲土重来を期したはずの今季。しかし初登板は6月1日、初勝利は8月12日と大手遅れ。マウンドで足がつり降板というアクシデントを繰り返すなど、かつて左腕のエースとして君臨した姿は、残念ながら見られなかった。


 1軍に定着した2006年以降、調子のよくないシーズンでも100奪三振に届かなかったことはなかった内海が、今季はわずか8奪三振。このまま終わってしまうのはあまりに寂しい…。

かつての奪三振王に陰りが……


 内海は2007年に奪三振王となっているが、内海以上の5億円の年俸で、同じく奪三振のタイトル経験者の杉内(巨人)、金子(オリックス)も、決してコスパが良好なほうではない。1奪三振あたりでは、金子が約649万円(77奪三振)でワースト30位、杉内が約538万円(93奪三振)で同41位。


 チーム内の奪三振数ランキング(9月13日まで)で見ても、金子は4位、杉内は5位に甘んじている。これはさすがに物足りない。今季の残り試合も少なくなってきたが、かつての奪三振王の意地を見せる快投を期待したいものだ。


文=藤山剣(ふじやま・けん)

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