”今”話題の野球ニュースを裏のウラまで読む!
auスマートパスなら厳選コラムが読み放題
週刊野球太郎
中学、高校、プロ・・・すべての野球ファンのための情報サイト

アジア大会に挑む侍ジャパンを筆頭に、各地、各カテゴリーで行われる公式戦をを見逃すな!

『今週の野球みどころランキング』は、9月第4週に注目度の高まっている野球関連の話題について紹介していきます。
 今後の簡単な野球界のスケジュールは最後にまとめていますので、重要事項はチェックしてください!

侍ジャパン社会人代表が アジア大会制覇へ出陣
―――社会人野球

 『第17回アジア競技大会』の野球競技が22日から始まり、社会人野球の精鋭24名がアジア大会金メダル獲得に挑む。金メダル獲得で「兵役免除」対象となる地元・韓国や野球熱が再び高まっている台湾ら強敵を前にどんな戦いを見せるのか、注目が集まる。勝ち進めば決勝戦は、28日夜に行われる予定だ。



▲投手陣の軸と期待される関谷亮太(JR東日本)

木田優夫、大塚晶文らメジャー経験者がBCリーグで引退セレモニー
―――独立リーグ

 巨人やマリナーズなどで活躍したBCリーグ・石川ミリオンスターズの木田優夫GM兼投手の引退に花を添えるため、かねてから親交の深かったタレントの明石家さんまさんが、9月13日に「1日コーチ」としてユニフォーム姿でベンチ入り。その効果もあり、なんと日本独立リーグ新記録となる1万5887人の観客が石川県立野球場に集結。試合前には、長嶋茂雄巨人終身名誉監督や故小林繁さんのモノマネを披露。また、木田との絶妙な掛け合いを繰り広げるなどして球場を盛り上げ、木田の引退に花を添えた。

 また、近鉄やレンジャーズなどで活躍し、現在は信濃グランセローズで選手兼監督を務める大塚晶文も15日の試合で現役を引退。2007年7月以来の公式戦登板となったが、けじめとなる5球を投げ、最後は伝家の宝刀であるスライダーで打者1人を三振に取り観客から大きな拍手を浴びた。

 BCリーグでは現在、地区チャンピオンシップが行われており、21日試合終了段階で、上信越地区は群馬ダイヤモンドペガサスが新潟アルビレックスBCに2勝1分、北陸地区では石川ミリオンスターズが富山サンダーバーズに2勝1分と優位に立っている。先に3勝したチームが、26日から開幕予定のルートインBCリーグチャンピオンシップに進むことができる。

東京六大学開幕、県岐阜商高出身の藤田が初登板初勝利、法大開幕4連敗
―――大学野球

 東京六大学リーグが13日開幕した。
 今秋のドラフト会議で複数球団の1位指名が予想される早稲田大の有原航平(4年・広陵高)が右ヒジ違和感によりベンチ外。だが、代役を務めた大竹耕太郎(1年・済々黌高)が、リーグ戦初先発ながら法政大打線を7回3安打無失点に抑える好投でチームに勝利をもたらすと、翌日の試合でも早稲田大が7-6で競り勝ち、連勝スタートを切った。

 連敗スタートとなった法政大は、翌週20日からの立教大戦も、1回戦で澤田圭佑(2年・大阪桐蔭高)の前に0-1の完封負け。2回戦も藤田凌司(1年・県岐阜商高)ら立教大投手陣に苦しめられて1-3で落とし、開幕4連敗となった。2013年のセンバツでも活躍した藤田は嬉しい初登板初勝利となった。

 また明治大は東京大を順当に連勝で退け、開幕2連勝。東京大はこれでリーグ戦80連敗となった。

田中将大復帰登板で13勝目、青木擁するロイヤルズは地区優勝なるか!?
―――MLB

 右ヒジ靭帯の部分断裂で故障者リスト入りしていたヤンキースの田中将大が21日、本拠地ヤンキースタジアムで行われたブルージェイズ戦で75日ぶりの復帰登板を果たした。 投球内容は5回1/3、70球を投げ5安打1死球1失点にまとめて、今季13勝目を挙げた。自身のTwitterでは「明日以降の状態も大事になってきますが、無事に投げ終えられたので、ホッとしております!また次に向けてしっかりと調整していきます!!」と喜びを伝えた。

 マリナーズの岩隈久志は21日のアストロズ戦に先発。メジャー自己最多の15勝目がかかっていたが、4回1/3を投げ6安打4失点で降板。これで3試合連続して5回を持たずに降板となり、9敗目を喫した。

 ロイヤルズの青木宣親は、21日のタイガース戦に「2番・右翼」で先発すると、決勝の2点タイムリー三塁打を放ち勝利に貢献。同地区首位のタイガースとの直接対決で連敗していたチームに貴重な勝利を呼び込み、優勝戦線に踏みとどまった。

セは巨人がまもなく優勝へ、パはデッドヒート! 監督辞任、引退表明続々と……
―――プロ野球

 セ・リーグの首位を走る巨人は、快調に優勝マジックを減らし、21日現在で「5」まできている。21日のヤクルト戦ではマシソン、西村健太朗らブルペン陣が総崩れ。クライマックスシリーズに向け不安の残る負け方をしたが、2位以下を引き離しており、優勝は揺るがないだろう。

 一方、パ・リーグでは逃げるソフトバンクにオリックスがなんとか食らいつき、21日現在で、いまだマジックの点灯はなし。だが、ソフトバンクが2位・オリックスに2.5ゲーム差を付けており、23日にもマジック「4」が点灯する可能性がある。

 楽天は闘将・星野仙一監督が辞意を表明。昨年、歓喜の日本一を達成した楽天だったが、今年は低迷。その成績面に加え、星野監督自身は黄色靭帯骨化症での離脱など、体調面の不安もあり、自らユニフォームを脱ぐ決断をしたという。後任には、星野監督が休養中に代理を務めた大久保博元2軍監督の内部昇格、外部では古田敦也氏の名前が挙がっている。


 22日、ヤクルトの小川淳司監督が成績不振を理由に今季限りで監督を退くことが発表された。昨季、今季とケガ人が相次ぎ、2年連続最下位が濃厚になってしまった責任を取る形となった。


 また、選手としてユニフォームを脱ぐ決断をしたのは日本ハムの稲葉篤紀。法政大からプロ入り後、ヤクルトで野村克也氏、若松勉氏、日本ハムでトレイ・ヒルマン氏、梨田昌孝氏、栗山英樹氏と仕えた5監督を全て胴上げし「優勝請負人」と呼ばれた42歳は現役20年目の節目にバットを置くこととなった。

 すでに10月5日の引退試合のチケットは完売。9月17日の西武戦では西武ファンも巻き込んだ「稲葉ジャンプ」の中でのダメ押し弾。9月21日には「稲葉ジャンプ」発祥の地といわれるコボスタ宮城のスタンド全体がジャンプで揺れる中、同点タイムリーを放つなど、引退が惜しい活躍を見せている。稲葉の最後の勇姿を見届けたいところだ。


 また、里崎智也(ロッテ)、横山竜二(広島)も今季限りで現役引退を表明した。里崎の引退セレモニーが行われる9月28日のチケットはほとんど売り切れているとのこと。22日現在、横山の引退セレモニーなどのアナウンスはまだされていないが、広島の本拠地最終戦は10月5日の対巨人戦となっている。


■プロフィール
文=高木遊(たかぎ・ゆう)/1988年、東京都出身。幼い頃よりスポーツ観戦に勤しみ、東洋大学社会学部卒業後、スポーツライターとして活動を開始。昨年は東都大学野球春・秋1部全試合を取材。大学野球を中心に、アイスホッケー、ラグビー、ボクシングなども取材領域とする。高木遊の『熱闘通信』随時更新中(http://www.plus-blog.sportsnavi.com/buaka/)twitter(@you_the_ballad)


【アマ野球スケジュール】

高校野球日程
すでに新チームは始動しています!
各都道府県大会は9月、各地区大会は10月に行われる

大学野球
秋のリーグ戦開幕!

関甲新学生リーグ・決勝リーグ  10月4日
九州地区大学・決勝トーナメント 10月9日

※10月下旬から11月上旬に明治神宮大会代表決定戦が行われる

社会人野球日程

第40回記念社会人野球日本選手権大会は11月1日開幕
※出場チームはすべて決定

アジア大会(韓国・仁川)は22日から試合がスタート
※27日に準決勝、28日に決勝の予定

本誌情報
雑誌最新刊 野球太郎No.32 2019ドラフト直前大特集号 好評発売中
おすすめ特集
2019ドラフト指名選手一覧
2019ドラフト特集
野球太郎ストーリーズ
野球の楽しみ方が変わる!雑誌「野球太郎」の情報サイト
週刊野球太郎会員の方はコチラ
ドコモ・ソフトバンク
ご利用の方
KDDI・auスマートパス
ご利用の方