東京ドームで行われた日本ハム対近鉄戦は延長10回の末、近鉄が乱打戦を制して17対12で勝利した。驚くなかれ、この試合に両チームが投入した投手は16人(日本ハム7人、近鉄9人)で、プロ野球新記録となった。また当時、プロ2年目の岩隈久志が8回裏にプロ初登板。同点本塁打を浴びるも、延長10回に中村紀洋(近鉄)がこの日3本目の本塁打を放つなどして勝ち越し。岩隈には幸運なプロ初勝利が転がり込んできた。