File.066回転キャッチ
球際の強さを身につける
■練習法/フライの落下点に入ったあと、360度グルッと回って捕球する。落下点に入っていても、体を回転させる=目がぶれるために捕球するのが一気に難しくなる。
■狙い/「より捕りづらい状況を作る。それが、外野フライがうまくなる方法」と美笹中の酒井監督は話す。指導の経験上、落下点に入って捕ることだけを繰り返していても、なかなかうまくならないという。あえて、負荷をかけてフライを捕る。
「この練習をすると、球際にも強くなります。球際の強さはノックではなかなか養えないのでお勧めですよ」
クルッと回ってボールを見失うこともある。それでも、ダイビングキャッチでも何でもいいので絶対に捕る。これが球際の強さにつながっていくという。
■注意点/落下点を確保してから、回ること。この大前提を忘れないようにしておこう。
▲落下点に入ってからクルリと180度回転
▲ボールから目を完全に切ってしまっていい
▲回転したあと上空を見てボールをさがす
どんな練習か動画でチェック!