外国人選手と生え抜き選手の融合で日本一になった楽天! ドラフト、トレードなどストーブリーグの話題も! 日本国内プロ野球クイズ10〜12月
例年以上に主力選手の戦力外通告や自由契約が多い2013年オフ。だが、去る者あれば来る者あり。10月24日に行われたドラフト会議では、育成枠13人を含めた89人が指名された。
今年のドラフト指名では、大瀬良大地を自ら引き当てた広島の田村恵スカウトの男泣き、このドラフト以降ポスティング交渉などですっかりお馴染みの顔になる楽天の立花陽三社長のガッツポーズなど名場面が続出したが、落胆の顔を見せることになったのが日本ハムの栗山英樹監督。2010年のオリックス以来となる「同一ドラフトで3度の抽選失敗」という不名誉な記録を達成してしまった。
Q.ここで問題。日本ハムが1位指名した選手は以下の4人。この中で、実際に交渉権を獲得したのは誰?
1.松井裕樹
2.柿田裕太
3.岩貞祐太
4.渡邉諒
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A.「4. 渡邉諒」
それ以外の3人が投手だったことから、一部では「一貫性がない」という指摘のあった日本ハムのドラフト指名。だが、このドラフトが成功だったのか失敗だったのかは、結局、来季以降の選手のプレーぶりで判断するしかない。
実際、今年の日本シリーズを制した楽天の原動力は、生え抜き選手たちの活躍だった。ジョーンズやマギー、そして松井稼頭央など、メジャーでも経験のある選手たちが要所を締めたのは間違いないが、若い選手たちの勢いで巨人という伝統あるブランドを打ち負かしていく爽快感があった。
Q.では、今年の日本シリーズでMVPを獲得した、楽天の生え抜き選手は次のうち誰?
1.田中将大
2.則本昂大
3.銀次
4.美馬学
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A.「4.美馬学」
美馬はシーズン中6勝だったが、ロッテとのCSファイナルステージでプロ初完封を達成。その勢いのまま、日本シリーズでも2勝を挙げてMVPに選出された。身長169センチの小兵選手・美馬が、最後の最後で大きな仕事を演じてみせた。
一方、日本シリーズに敗れた巨人は、このオフ、積極的な戦力補強を敢行。広島からはFAの大竹寛、西武からFAの片岡治大、そして中日を戦力外となった井端弘和の獲得を次々と発表した。
Q.では、井端弘和の来季の背番号は?
1.背番号0
2.背番号2
3.背番号6
4.背番号8
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A.「2.背番号2」
入団会見では臆面もなく「巨人でひと桁の番号でプレーするのは小さい頃からの夢だった」と語って中日ファンを驚かせ、巨人ファンを喜ばせた井端。しかし、まさか、春先のWBCで誰よりも輝き、大会表彰選手(ベストナイン)にも選ばれた男が、シーズンオフに戦力外通告を受けることになるとは……。明日をも知れぬプロ野球の厳しさがよくわかるシーズンとなった。
文=オグマナオト/1977年生まれ、福島県出身。広告会社勤務の後、フリーライターに転身。
「エキレビ!」では野球関連本やスポーツ漫画の書評などスポーツネタを中心に執筆中。また
「幻冬舎WEBマガジン」で実況アナウンサーへのインタビュー企画を連載するなど、各種媒体にもインタビュー記事を寄稿している。ツイッター/
@oguman1977