日本になじみすぎた助っ人独立リーガー、ジョニー・セリス(福井ミラクルエレファンツ)って誰だ?
プロ野球も開幕からひと月が経ち、チームの浮沈を担うべく海を越えてやってきた助っ人たちの評価も定まり始めている。
メジャーで実績を残した選手が必ずしも日本で活躍するわけではないのが面白いところ。鳴り物入りで来日しながらその実力を発揮できない選手の多くに共通しているのが、野球以前に日本という土地になじめないことだ。その意味でも、行き先の国になじむというのは、バットやグラブ片手に世界を渡り歩く「野球渡世人」にとって絶対不可欠な姿勢だろう。
今、独立リーグファンの間で、ある外国人選手のフェイスブックに注目が集まっている。
オフシーズンも母国には帰らず住み着いた地元をブラブラしているようで、彼がアップする日常は、夏は海水浴場、冬は焼き鳥屋と、そのなじみっぷりはもはや出稼ぎの助っ人外国人の域を超えている。地元ファンの間ではSNSで彼の巷での発見情報が飛び交っているらしい。
彼の名はジョニー・セリス。地域密着を旗印にするルートインBCリーグの福井ミラクルエレファンツの主砲として今やチーム一の人気を誇っている。