いよいよキャンプも中盤! 悲喜交々のバレンタインなどGood&Badニュースを大放出!!
プロ野球キャンプは第3クールに突入! 各球団が紅白戦や練習試合を行い、実戦ムードが高まってきた。
2月14日はバレンタイン・デー。例年、キャンプ時期と重なるこの恒例行事は、野球界に与える影響も大きい。そのあたりのニュースも含めて、プロ野球キャンプの1週間のGoodニュースとBadニュースを総括してみよう。
【GOODニュース】
☆山田哲人、バレンタインチョコもトリプルスリー
今年のバレンタイン・デーは日曜日ということもあり、キャンプ地には多くの女性ファンがお目当ての選手にチョコレートを持参した。
毎年、イケメン選手のチョコレートの個数が注目を集めるが、今年は山田哲人(ヤクルト)が、なんと「333個」。実際の数は333個よりも多かった? という報道もあったものの、キリの良いところで、こちらもトリプルスリーを達成したようだ。
球界トップは山崎康晃(DeNA)が濃厚。段ボール5箱、370個ものチョコレートを集め、「神対応」といわれるファンサービスに女性ファンがお返ししたものと考えられる。
☆オコエ瑠偉&平沢大河、注目のドラ1が対外試合初安打
今キャンプを賑わせている注目ルーキーといえば、オコエ瑠偉(楽天)と平沢大河(ロッテ)。バチバチとライバル意識を燃やす二人だが、2月14日、それぞれ対外試合で初安打をマークした。
オコエは韓国・ハンファ戦で四球、左安、犠飛で1安打1打点1盗塁。平沢は台湾・Lamigo戦で第3打席に三塁打を放った。ゴールデンルーキーの躍動から、まだまだ目が離せない!
☆ロッテ・大嶺祐太、キャンプ地で婚姻届を提出
Goodニュースといえば2月12日、大嶺祐太(ロッテ)と、女優・歌手として活動する琴菜が、キャンプ地の石垣島で婚姻届を提出した。ご存じの通り、大嶺は石垣島出身。2006年の高校生ドラフトではソフトバンクと相思相愛ながらロッテが強行指名し、難色を示す大嶺に対して、ロッテが「キャンプ石垣島移転」を約束して懐柔したこのは周知の事実。
10年目の今年も地元・石垣島で汗を流し、初の2ケタ勝利を目指してほしい!
【BADニュース】
★カープ女子、緒方孝市監督にチョコをあげない!?
2月13日、バレンタインを前日に控え、カープのチョコ数トップが大瀬良大地であると報じられた。昨年はCS(クライマックスシリーズ)を賭けた最終戦で痛恨の勝ち越し打を浴びた大瀬良。ベンチで人目をはばからず泣いてしまったが、シーズン通して奮闘した姿に「ガンバレ」というメッセージだったのだろう。
これに対し、緒方孝市監督は「うらやましい、自分の段ボールにはまったく入っていない」とションボリ。現役時代はイケメンでチョコレートキングだったそうだが、カープ女子の手厳しい評価を目の当たりにしたようだ。
★阪神・西岡剛の“手抜きコント”にファンからブーイング
2月9日に第2クールを終了した阪神。金本知憲監督は西岡剛をMVPに挙げ、「西岡サボり大魔王。堂々とサボったり、こそっとサボったり、ある意味プロ野球界を生き抜くためのセンスがある」と語った。これに気を良くした西岡は、金本監督にランニングメニューの軽減や恒例のリレー免除を提案。もちろん却下されたが、これに怒っているのは虎党たちだ。
都内在住の阪神ファンの男性(26)は、「西岡は阪神に来てから何一つ結果を残していないのに…。お決まりの馴れ合いなのか知らないが、胸糞悪い」と憤っていた。
本人たちは面白いつもりでも、意外とファンの目はシビア!? 求めるのは結果なのだ。
★侍ジャパン強化試合、辞退者続出…
3月5・6日に行われる侍ジャパン強化試合(台湾戦)に向け、そろそろメンバーが固まる頃だが、早くも大谷翔平(日本ハム)と藤浪晋太郎(阪神)が「シーズンに向けた調整」を理由に代表入りを辞退した。
アマチュアナンバーワン投手の呼び声高い田中正義(創価大)も代表入りがウワサされたが、こちらも「疲労の蓄積」を理由に辞退。
プロ野球開幕に向けて注目を集めたいところだが、いまだ球界は一枚岩になり切れず……。今後の強化試合のあり方・価値を再検討すべきではないだろうか。
文=落合初春(おちあい・もとはる)