セ・リーグ連覇に暗雲!? 歴史が語るカープの落とし穴! 独走の翌年は優勝できない?
今季、2位・巨人に17.5ゲーム差をつけ、圧倒的な強さでセ・リーグを制した広島。日本シリーズでは惜しくも敗れたが、1年を通してセ・リーグでは敵なしの勢いを見せつけた。
カープファンは「来季こそは日本一じゃあ!」と燃え、来季開幕前の優勝予想もおそらく「広島」がずらりと並ぶのではないだろうか。
しかし、実は“独走”には落とし穴が潜んでいる。近代野球の色合いが強くなってきた1990年代以降、今季のカープに匹敵する、もしくは上回る独走を見せたチームは翌年、連覇を逃しているのだ。
カープファンの歓喜に水を差すようで申し訳ないが、1990〜1991年の巨人、2002〜2003年の西武、2011〜2012年のソフトバンクの3例を見てみよう。