「高校野球100年」の節目の年となるこの夏、一人の高校1年生の一挙手一投足に注目が集まった。その少年は早稲田実業・清宮幸太郎。ラグビーの名選手・清宮克幸(現ヤマハ発動機ジュビロ監督)を父に持ち、東京北砂リトル時代には大人顔負けの体格の良さを誇り、世界大会で大活躍。早稲田実業に入学直後から主軸を任され、春季大会では本塁打を放つなど大器の片鱗を見せつけた。初めての夏を迎えた清宮の、西東京大会での活躍を改めて振り返る。