まさに電源的な現役復帰です! 近鉄などで活躍したタフィ・ローズ選手が、ルートインBCリーグの富山サンダーバーズと契約し、6年ぶりに現役にカムバック、日本でプレーすることになりました。
なかなかメジャーに定着できなかったこともあり、1996年に近鉄バファローズに入団したローズ選手。そこから13シーズンを日本で過ごし(2006年はプレーをせず)、通算464本塁打を積み重ね、本塁打王に輝くこと4度。2001年には1シーズン55本塁打の当時日本記録に並び、MVPも獲得しました。他にも打点王に3回、ベストナインは7回も選ばれ、NPB史上8人目の全球団から本塁打を打ち、さらに1年間ブランクがあったにも関わらず、いきなり42本塁打を放つなど、様々な記録、実績を残した打者です。その姿をもう一度、フィールドで観られるとは思いもよりませんでした。
僕個人としては、タフィ・ローズ選手に深い思い入れがあり、今回のイラストは、新しく着る富山のユニフォームではなく、数多くの活躍を見た大阪近鉄バファローズのユニフォーム姿で描きました。大阪ドームやグリーンスタジアム神戸で当時、観戦していて、強烈な打球をかっ飛ばすローズ選手の姿、その個性的な打撃フォームは、今でも強く印象に残っています。