西武1位、近鉄2位で迎えたシーズン終盤。近鉄は川崎球場でのロッテとの最終ダブルヘッダーに2連勝すれば優勝が決まるという「運命の1日」を迎えた。世紀の“2戦”を見届けようと川崎球場には多くのプロ野球ファンが集まり、球場に入りきらなかった客がレフトスタンド後方のマンション屋上にまであふれた。第1戦は近鉄が4対3で辛勝したが、第2戦は延長10回で規定の時間切れ引き分け。無念の1日となった。