2月23日に発売された『野球太郎Special Edition プロ野球選手名鑑+ドラフト候補名鑑2015』をさらに深読みするための情報を今回もお届けしたい。
巻頭特集の「2015年注目トピックス」のなかでも、2015年ならではの項目といえば《ビッグネームが日本復帰! NPB復帰組の合格ラインとなる成績をズバリ!》ではないだろうか。8年ぶりにNPBに復帰した黒田博樹(広島)、9年ぶりに復帰した松坂大輔(ソフトバンク)、3年ぶり復帰の中島裕之(オリックス)、同じく3年ぶり復帰の田中賢介(日本ハム)の4名に関して、過去のNPB復帰事例と比較しながら「合格ライン」を選定している。
具体的には、
◎黒田博樹……石井一久&伊良部秀輝
◎松坂大輔……井川慶&川上憲伸
◎中島裕之……井口資仁&福留孝介
◎田中賢介……松井稼頭央&西岡剛
それぞれのMLB最終年、およびNPB復帰1年目の結果を参考にして、今季の成績を予測した形だ。
詳細は本誌をご確認いただくとして、ここでは本誌で載せきれなかったもうひとつの比較データを振り返っておきたい。それは、4人のMLB挑戦直前のNPBでの記録だ。ファンとは非情なもので、かつての一番良かったときの姿と比較するからだ。