いよいよ今度の日曜、5月5日に長嶋茂雄・松井秀喜両名の「国民栄誉賞授与式」が東京ドームで行われる。今回の国民栄誉賞が異例なのは、なんと言っても「二人同時受賞」というトピックスのせいだろう。
「監督と選手として苦楽を共にしてきた松井君と一緒にいただけるということであれば、これ以上の喜びはありません」(長嶋)
「私は監督に愛情を注いでいただき、20年間プレーすることができました。ですから、この賞もひとえに監督のおかげです」(松井)
お互いへの感謝と気遣いのコメントを残す二人はなぜ国民栄誉賞を受賞するに至ったのか。松井秀喜・巨人入団以降の関係性を振り返りながら、改めて考察していきたい。