プロ野球界再編で2リーグ分裂が決まり、新チームが続々と結成される中、大晦日にタイガースから大量6選手が毎日に移籍した。フロントと軋轢があった若林忠志選手兼監督を筆頭に、別当薫、土井垣武、呉昌征、大館勲夫、本堂保次となんと当時の主力ばかり。一連の球界再編の際に二枚舌外交を行い、最終的には毎日を裏切って巨人に付いたタイガースにとって「因果応報」の意味を深く感じさせる大晦日となった。