File.060修徳中フットワーク1
目でボールを見る
■練習法/修徳中で行っている内野手のフットワークメニュー。毎年、鉄壁の守備陣を誇るが、その基礎を作っているのがこのメニューだ。年々、少しずつアレンジが加わり、現在は6つのメニューから成る。ボールを使わずに、はじめはイメージだけで捕球動作を身につける。ここでは、基本となる前半3つを紹介しよう。
まずは、低い姿勢を保ったままボールを捕る動きを意識づける。スタートから右に二歩、左に二歩のリズムで進む。
ボールに対して真っ直ぐ入るのではなく、「バナナ」の形のように緩やかなカーブを描いて入っていく。このほうが、送球動作にスムーズに入れるためだ。
■狙い/ボールへの入り方を学ぶ。頭の高さを変えずに、低い姿勢でボールへ向かう。両手の平を下に向け、手首をだらんと曲げておくことで、柔らかく捕球するための準備につながる。
手の平をボールに向けたまま進むと、手首が固くなるうえに、腕も振れなくなる。
■注意点/頭の高さを変えると目線がぶれ、ボールが揺れてしまうので注意。
▲左足からスタートして左2歩、右2歩のリズムで低い姿勢を保ったまま前進する
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