ライバル・高山俊には負けない! 今季こそレギュラー奪取にかける板山祐太郎(阪神)
数日前、阪神ファンにとって衝撃的なニュースが流れた。「糸井嘉男、右膝関節炎で別メニュー調整」……。
目前に迫ったプロ野球のキャンプイン。阪神にFA加入した糸井がキャンプ初日からの別メニュー調整となる事態は、2年目を迎える“金本・阪神”にとって、非常に重苦しい船出を予感させる。
ただ、このキャンプで熾烈な競争を繰り広げる若手選手たちにとっては、言葉は悪いが、ある意味で“朗報”。金本知憲監督の言う「(福留)孝介と糸井以外、レギュラーは白紙」という方針が、撤回される可能性があるからだ。
そんななか、今季こそ“空きポジション”にもぐりこみ、レギュラー奪取を目指して懸命になっている期待の若虎がいる。
亜細亜大から2015年にドラフト6位で入団した板山祐太郎だ。体力測定で脅威の数値をたたき出すなど高い身体能力の誇り、ルーキーイヤーは1軍で40試合に出場した。