南海で5年、巨人で12年のプロ生活で310勝(歴代5位)を挙げた別所毅彦の殿堂入りがこの日、決定した。往年の名投手の記録というのは今では考えられないものばかりだが、中でもすさまじいのは南海時代の1947(昭和22)年に記録した47完投(もちろん今も残るプロ野球記録)だろう。年間の投球イニング数は448回1/3で、防御率は1.86。不世出の投手であることは間違いない。