球団史上初のリーグ優勝が目前に迫っている、東北楽天ゴールデンイーグルス。例年よりも活発な打線の中軸にはアンドリュー・ジョーンズ選手がいて、チームの躍進を支えています。
ジョーンズ選手は、MLB17年の実績を積んだ超一流のプレイヤーです。特に、最初に所属していたアトランタ・ブレーブスは1990年代前半から長期にわたり、ナショナル・リーグの強豪として君臨し続けていたチームで、その黄金時代の中心的プレイヤー(しかも生え抜き)として、数多くのポストシーズン・ゲームを経験しました。
そんな経験豊富さが伝わる一文が新聞記事に書かれていました。
『楽天の若い選手たちに、勝者のメンタリティーを伝えたい』
その姿勢はすばらしい、と感心しました。ジョーンズ選手といえば、19歳でメジャーデビューした1996年のワールドシリーズで史上最年少ホームランを放つという歴史上に残る一打が、いまでも強烈に印象的なモーメントです。
アメリカにいた時も、今、日本でプレーしている時も「数字を越えた存在感」をジョーンズ選手は常にまとっているように見えます。
この秋のポストシーズンでも、印象的な一打を放ちそうな予感がして、衝動的に今回のイラストを描きました。