<長崎県の主な注目選手>
投手・本田 勝也(海星・3年)
181センチ76キロ/右投右打
2年先輩の永江恭平(西武)の後ろ姿を追いかけ、気がつけば140キロ超投手に
投手・浅田 拓哉(鹿町工・3年)
176センチ63キロ/左投左打
県北部に埋もれた隠し玉。ムチのようにしなる左腕が放つスライダーは圧巻!
投手・大野 拓麻(創成館・3年)
177センチ70キロ/右投右打
甲子園で不完全燃焼の“タテ変化の名手”。九州大会3連続完封はダテじゃない
投手・森内麟太郎(長崎商・3年)
170センチ69キロ/左投左打
コーナーワークの妙で抜群の安定感を演出。ゲームメークのできる大人の左腕
投手・谷川 文仁(長崎日大・3年)
183センチ76キロ/右投左打
奪三振能力に優れた右の本格派。じわりじわりと上昇を描く成長曲線もいい
投手・木下 愛(佐世保実・3年)
169センチ62キロ/左投左打
スピンの効いたストレートと同じ軌道で放たれるスライダーが打者を攻める
捕手・坂井 陸(創成館・3年)
168センチ74キロ/右投右打
大野のタテ変化をストップする技術は見もの。一発長打を秘めた不動の4番打者
三塁手・山口 晃(佐世保実・3年)
170センチ74キロ/右投右打
2年夏に出場した甲子園で打率5割と大暴れ。打席で働く野性の勘に注目を!
遊撃手・松井 未典(瓊浦・3年)
178センチ73キロ/右投右打
2年時には県最強野手の呼び声も高かった万能選手。まだまだ伸びる要素あり
外野手・高瀬 雄大(長崎西・2年)
178センチ65キロ/右投左打
圧倒的な身体能力を備えた万能選手。春は登板機会なしも長打力が大幅アップ
<大会展望>
佐世保実、創成館、長崎日大の三つ巴か
春優勝の佐世保実、センバツ出場の創成館、秋優勝の長崎日大が抜きつ抜かれつの先頭争いを繰り広げながら夏がやってきた。3チームとも選手層の厚さと九州大会での経験値で他を圧倒しており、本命視されるにふさわしい。これを僅差で追うのが2年前の夏を制した海星で、タレント揃いの瓊浦や春に県4強まで盛り返してきた波佐見も続く。しかし、森内麟太郎の長崎商や浅田拓哉の鹿町工など、力のある投手を抱えたチームが上位チームを食ってしまうことも十分に考えられる。