「そもそも巨人に入ったのが間違いです!」17年間で2番手捕手だった小田幸平のレギュラー哲学とは?
絶賛発売中の『野球太郎No.014 特集・オレに訊くな!』のインタビューから、惜しくもスペースの都合で割愛した【秘蔵】音源を公開するこのコーナー。『オレに訊くな!』関連での最終回は17年間のプロ生活で1度もレギュラーを獲ることなく引退した、小田幸平氏(元巨人ほか)の生音源をお伝えしよう。
本誌『野球太郎No.014』の記事で書かれているように「1日限定であろうとも、試合を任された人間がレギュラーです」と発言している小田氏。その発言の詳細はこちらだ。
「この1試合は(首脳陣が)オレに任せている試合だから、割り切れて(好きなように)やれた」と小田氏。ある意味、レギュラークラスの選手よりも強い精神力を持っているからこその言葉ではないだろうか。
小田氏が所属していた中日は今季、谷繁元信選手兼監督がマスクをかぶる機会が減っている。若手捕手たちを併用しながら、どの選手に任せるかはまだまだ試行錯誤が続いている状態だ。
レギュラー捕手になれるチャンスが誰にでも与えられている。この状況を見て、小田氏は何を思うのだろうか……。
(文=編集部)