ソフトバンクはMLBのシカゴ・カブスを戦力外となった和田毅投手の入団を発表。複数年契約を提示し、年俸は3億円(推定)と報じられている。
近年、アメリカでプレーした選手の日本球界復帰は毎年の恒例行事となってきた。出ていく選手よりも戻ってくる選手のほうが多いのは、嬉しいような悲しいような複雑な心境だ。ただ、日本球界復帰を喜ぶにしても、根拠のない高額オファーが多くはないだろうか。「アメリカ帰り」というブランドに対して、日本球界は必要以上に惑わされている印象を受ける。
そこで、2015年シーズンに「NPB復帰」した選手たちが合格ラインに達していたのかどうか、事前期待値と実際結果の「答え合わせ」をしてみたい。彼らは年俸に見合った働きをしたのだろうか?
※ここで扱う「合格ライン」は、今年2月に発売した『野球太郎 プロ野球選手名鑑+ドラフト候補名鑑2015』で記載したものです。