「優勝候補」といわれた学校が次々に姿を消し、初優勝をかけた戦いとなった今年の甲子園・決勝。結果は前橋育英が見事に「初出場初優勝」という快挙を達成したが、その勝利を戦前から疑っていなかったのが我らがラガーさんだ。前橋育英カラーのラガーシャツをまとい、準決勝前から「前橋育英がくる!」と連呼していた。
そんな予言者・ラガーさんをもってしても、今大会は「意外」な展開、「予想外」のことが多かったという。一体何がこれまでの大会と違ったのか? ラガーさんの「予想外」を通して、第95回全国高等学校野球選手権大会をいま一度振り返ってみたい。