先発30試合・リリーフ48試合で計78試合登板と、この年フル稼働した稲尾和久(西鉄)が神戸市民球場で行われた阪急戦で救援勝利を挙げ、シーズン42勝のプロ野球タイ記録を樹立した。実はこの当時、42勝のタイであるヴィクトル・スタルヒン(巨人)の記録は40勝とされており、単独新記録とファン、マスコミは大盛り上がり。あとで記録が修正され、稲尾は「だったらもう1勝取りに行った」と悔しがった。