プロ野球開幕から約2カ月。セ・リーグでは、5月19日現在、2位・巨人に2ゲーム差をつけて、DeNAが首位に立ち、好調をキープしている。日本一になった1998年以来となる貯金10も記録。もはや“春の珍事”の域を出て、本物の実力が備わってきたようにも見える。セ・リーグをかき回す台風の目といってもいいだろう。
そんなDeNAの好調の要因として、野球ファンの間では「タバコを吸わなくなったからでは?」との声が聞こえる。フロントが主導する禁煙政策がようやくチームの結果として表れたという見解だ。
2012年からDeNAはタバコ禁止令を実施。新人選手や2軍の禁煙を義務化し、禁煙セミナーなどでチーム一丸となってタバコ排除に取り組んできた。今ではチーム全体での喫煙率も減ってきており、2000年代の低調期には紫煙が垂れ込めていたベンチ裏も清々しい空気になっているという。
そんな怪情報から今回、プロ野球界とタバコの関係を調べてみた。