不条理と難操作に涙。伝説の“クソゲー”『燃えろ!! プロ野球』を今さらやってみた!
『燃えろ!! プロ野球』(以下、燃えプロ)という野球ゲームの存在をご存知だろうか?
燃えプロとは、1987年に発売されたファミコン用ゲームソフトのことだ。数多く発売されてきた野球ゲームのなかで異彩を放つこのゲームは登場から30年が経った今でもなお、当時、子どもだった世代の心に深く刻まれている名作(迷作?)だ。
当時の野球ゲームの概念を覆す、攻め過ぎたグラフィック、要所で発生する野球のルールから逸脱した不条理な設定(バグ?)、難易度の高い操作性から「伝説のクソゲー」と愛された人気ゲームだった。
幼少期に熱狂(?)したこの逸品の入手に成功した筆者は、お盆の暇つぶしに名高い「クソゲー伝説」を30年ぶりに体感してみたので、ここにレポートしたい。