戦後、プロ野球の人気が高まる中、中日最初の本拠地となる中日スタヂアムで初試合(東西対抗戦)が行われ、タイガースの藤村富美男が球場第1号となる本塁打を放った。中日スタヂアムは工期45日という突貫工事で作られ、全木造という現在では考えられない作りだった。そのせいもあって、3年後の1951(昭和26)年にタバコの火が紙くずに燃え移り、あえなく全焼という悲惨な結末を迎えている。