File.038台落下投げ
体重移動のきっかけを覚える
■練習法/「台踏み上がり投げ」で使った台の上に立つ。足を上げてバランスよく立った状態からボールを投げる。足を下ろすときは、軸足の近くを通過させる。
■狙い/猿橋監督は右ピッチャーに対して「立ったあとに左半身(*左ピッチャーは右半身)をいかに崩すか。崩すことを考えてみてごらん」とアドバイスを送っていた。左半身を崩すことが動作のきっかけとなり、それによって体重移動が起きることを感じる。
イス立ち上がり→台踏み上がり→台落下の3つが、猿橋監督が前任校の利府町立しらかし台中から大切にしているピッチャードリルとなる。
■注意点/踏み出し足の着地の仕方に注意。つま先から着地すると、せっかく体重移動で作ったエネルギーを止めてしまうことになる。カカトから着地し、つま先側に乗っていくことで、スムーズな体の動きを生み出すことができる。
▲台の上にバランスよく立つことからスタート
▲左半身を崩すイメージで体重移動を始める
▲着地足はつまさきではなく、カカトから踏み込む
どんな練習か動画でチェック!