熱戦が続いた今年の夏の甲子園も、本日の決勝戦をもって幕が下りる。さて、決勝戦の後、文字通り「下りる」ものがあるのだが、それは何か? 正解は甲子園球場のスコアボードに掲げられた日本高等学校野球連盟旗だ。
なかなか直接目にする機会がないこの連盟旗。デザインは赤いホームベースの中央に白球のような丸いスペースがあり、その中に「F」の文字があしらわれている。旗そのものの生地は紫地か白地の2タイプだ。なぜ「F」なのか? なぜホームベースは赤いのか? 紫地と白地の2タイプある理由は? ひとつずつ紐解いていこう。