先頭打者被打率が悪化! 楽天・松井裕樹の不調を象徴する数字と改善すべき課題とは?
今季、パ・リーグの抑え投手が精彩を欠いている。日本ハムの増井浩俊、オリックスの平野佳寿ら、調子が上がらず要所で痛打を浴びるケースが目立つのだ。
楽天の松井裕樹も同様である。6月20日現在の成績は30試合、防御率5.22、0勝3敗14セーブ。チームが今季初の同一カード3連勝を決めた19日のDeNA戦でも、代打・白崎浩之にあわや同点弾という当たりを左翼フェンスぎりぎりまで飛ばされ、ヒヤッとさせた。
抑え2年目の今シーズンが振るわない理由は、昨年の疲労蓄積、春季キャンプの調整不足、打たれ始めるとメンタルの切り替えが上手くいかないなど、いろいろな要素がある。その中で、数字で1つコレといったものを挙げるなら「先頭打者被出塁率」だ。