ライバル球団の阪神と巨人の選手同士における意地の張り合いは見応えがある。その中では、江夏豊と王貞治にまつわる話が有名だが、そもそもは村山実と長島茂雄の対決に触発され、村山が江夏に「お前の相手はあれ(王)」と言ったことが発端となっている。そんな村山はプロ1年目の天覧試合で長島に浴びたサヨナラ本塁打以来、強くライバルとして意識し、この通算1500奪三振と通算2000奪三振はともに長島から奪っている。