気マズッ!!バッセンほぼ初めての会話の巻/第40打席
今回で第40弾!
漫画家・平沢健司さんは、現在『月刊チャンピオン』で連載中。野球部出身で、今でもバッティングセンター(通称“バッセン”)に通っている実践派。平沢さんの観察眼が光る奇妙なバッセンの世界をどうぞ!
あの日あの時あの場所で。
なぜボクらは出逢ってしまったのだろうか。
キミも数秒後に黙り込むくらいなら、要らぬ勇気を出してまで、声など掛けなくてよかったのに・・・。
さぁ、責任を取ってくれよ!
この重く長い沈黙の原因を作り出したのはキミだぞ。なんでもいい! なにか会話を切り出してくれ!!
するとキミは言った・・・。
「あのさ、昼だし良かったら一緒にファミレスでも行く?」
だからその要らぬ勇気をやめろ〜〜〜!!!
画・文=(ひらさわ・けんじ)/ギャグ漫画家。「バッティングが好き」という理由だけで、小・中・高と野球を続けてきた。バッセンのお世話になった回数は数知れず。好きな打法は、天秤打法。好きな返しは、センター返し。『月刊チャンピオン』にて
「アンダーライフ」連載中!