この年のプロ野球開幕後、2カ月近くも三振を繰り返した投手がいた。ドミンゴ・グズマン(横浜)は、2003年3月29日から5月13日まで、18打席連続三振のプロ野球新記録を達成。この日、東京ドームで行われた対巨人戦の2回表に三振して生まれた世界記録だ。ちなみに、5回表に1塁へのファールフライを打って記録はストップ。グズマンは「振っても振ってもバットに当たらないんだからしょうがない」という迷言を残した。