西鉄対トンボの試合でルーキーが大仕事をやってのけた。東筑高(福岡)から入団した仰木彬が、6打数6安打を記録。1試合での達成はプロ野球史上7人目で、これには猛者揃いの西鉄ナインも目を丸くした。1、2打席目はヒット、3回、9回には本塁打を放つなど、締めて単打3本、二塁打1本、本塁打2本と大暴れ。後に近鉄やオリックスの監督を務め、日本一1回、リーグ優勝3回を達成した名将は、こんな記録も達成していた。