20本塁打目前の中谷将大(阪神)から見える「生え抜き20本=阪神・スーパースターの法則」
「育てながら勝つ」をコンセプトに奮闘する今年の金本阪神。9月3日時点で68勝52敗1分。広島と6.5ゲーム差の2位につけており、上々の成績といえるだろう。
しかし、今季は期待の若手の伸び悩みも目立っている。期待された北條史也、高山俊、原口文仁の調子が上がらなかった。
それでもこの順位を維持しているのは新たな戦力が出てきたからだ。なかでも頭ひとつ抜けているのが中谷将大だ。
2010年に福工大城東高からドラフト3位で入団し、今季が7年目。112試合に出場して打率.246、18本塁打、52打点の成績を残しており、4番に座る試合もあった。