6月10日、巨人・矢野謙次と須永英輝、日本ハム・矢貫俊之、北篤による2対2の交換トレードが発表された。特に、矢野はレギュラーではないものの、勝負強いバッティングで多くの巨人ファンから支持を受けている。「あの独特の応援歌がもう聞けなくなるなんて……」と落胆するファンも多く、トレードに出されるのは意外だった。
そんな中、巨人から日本ハムに移籍してす、即スタメンとなった12日のDeNA戦で二塁打3本の猛打賞。14日の試合では逆転3ランを放ち、日本ハム在籍3日目で2回もヒーローインタビューを受ける活躍で、「日本ハムの矢野」を強く印象付けた。
このように、シーズン中のトレードをきっかけにチャンスを掴んだ選手は過去にも多く存在している。中でも、有名な事例を紹介したい。