9月に入りペナントレースも大詰めを迎え、タイトル争いも熾烈を増している。そんな中、セパともに大記録への期待が高まっている。セ・リーグではヤクルトの山田哲人が「3割、30本、30盗塁」をほぼ確実とし、日本球界初の「40本、40盗塁」、さらには三冠王+盗塁王の可能性もまだ残っている。
一方、パ・リーグでは西武・秋山翔吾から目が離せない。9月6日のロッテ戦では2002年に松井稼頭央(現楽天)が記録した球団記録の1シーズン193安打を塗り替え、196安打に到達。このままのペースで行けば、2010年にマートン(阪神)が記録した、214安打を塗り替える可能性が非常に高い。その秋山の主な活躍を振り返ってみたい。