File.027置きボール打ち
泳がされても強くスイング
■練習法/両足のスタンスをおよそ110センチにして、前足のつま先をやや外側に開く。そして、前足のつま先の延長線上にボールをセット。ここから3段階のメニューに取り組む。
はじめは前足に重心を移した中で、ボールぎりぎりをスイング。当たってしまっても構わない。次に後足→前足に体重を移し替えたあとにスイング。最後は実際に置いているボールを打つ。松陽中では一連のメニューを「スイングドリル」と名付けて取り組んでいる。
■狙い/前足の強化。とくに、ヒザの内側にある内側広筋(ないそくこうきん)と呼ばれる場所だ。この筋肉が弱いと変化球で泳がされたときに、下半身をグッと止めて耐えることができないという。体勢が崩れてもしっかりとスイングできるように、足を鍛える。
■注意点/足のスタンスに注意。スタンスが狭いと練習の効果が小さくなってしまう。
▲前足のつま先の延長線上に置いたボールを、バットで打ち抜く。前ヒザがぐらぐら動かないように注意
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