ヤクルトから巨人にFA移籍した相川亮二の人的補償として、ヤクルトはプロ2年目の内野手・奥村展征を獲得した。奥村はプロ1年目の昨年は2軍で86試合に出場。巨人の2軍首脳陣が大いに将来を期待していた選手であり、その将来有望な選手を選んだヤクルトを評価する声が上がった。
金銭補償が多いFA移籍での補償だが、最初に人的補償が行われたのは1995年オフ。日本ハムから巨人へ移籍した河野博文の際に、川辺忠義が日本ハムへ移籍した。ここでは人的補償での移籍を機にチャンスを掴み、新天地で活躍した選手たちを紹介したい。