前日に江川卓と電撃契約を交わし、セ・リーグの鈴木龍二会長に即日却下された巨人がこの日のドラフトを抗議のために欠席。この所業に怒った阪神、南海、近鉄、ロッテが指名の予定がなかった江川を強行指名し、抽選の末に阪神が交渉権を獲得した。これに対し、巨人側は激怒。「12球団が参加しなかったドラフトは無効」と鼻息荒く、江川の保有権を主張するに至った。