祝・中日入団! 球界一の愛されキャラ・多村仁志の野球人生
2016年1月15日、DeNAを自由契約になっていた多村仁志が育成契約で中日に入団することが発表された。御年38歳と10カ月。NPB史上最年長の育成選手となり、球界に生き残ったのだ。
多村といえば、度重なる不運なケガも有名で、ネット上では「スペランカー」の代名詞がくっついてくる。1983年に発売されたファミコンゲーム『スペランカー』の主人公が少しの段差などですぐ死ぬことから命名されており、今では「ケガしがちな選手」を「スペ体質」などと評することも多いが、元祖は多村だと思われる。
季節の変わり目には風邪を引いたり、すぐにインフルエンザに罹ったり、ハッスルプレーや全力疾走をするとケガをしないか不安になったり、何かと母性本能をくすぐる多村も、今年でなんと22年目。
数多くの登録抹消と復帰を繰り返した彼の野球人生を振り返ってみよう。