がんばれ谷繁(中日)! “シーズン途中の監督解任”から復活した男たち
中日は8月9日、緊急会見を開き、谷繁元信監督の“休養”を発表した。2014年の就任から4位、5位、今年もここまで43勝58敗3分の最下位と奮わず、ついに球団側からクビを切られた形だ。
近年、プロ野球ではシーズン途中の解任が増えている。昨年はオリックス・森脇浩司監督がチーム不振の責任を取って、6月から休養。現在はシニアアドバイザーになっており、一線から退いた形だ。
2014年に西武で途中解任された伊原春樹監督も、いまだに指導者としての復帰を果たしていない。かつては名参謀と呼ばれた男だが、やはり途中解任のイメージが払しょくされていないということだろうか。
2012年9月にシーズン終了を待たずして辞任したオリックスの岡田彰布監督も同様に、現在は評論家として活動している。
やはり、「監督失格」の烙印を押されれば、その後の指導者生活に大きな影響が出てくるだろう。なぜ、前半戦でもシーズン終了間際でもない8月に? という疑問もあるが、とにかく谷繁監督(休養なので未だに監督の呼称でいいのだろうか……)は大ピンチだ。
しかし、プロ野球界には“シーズン途中の監督解任”から華麗に復活を果たした男たちもいる。