3月29日に幕を開けたプロ野球は、開幕戦から3試合が延長に突入。手に汗握る好ゲームが多かった。試合展開としてはおもしろく、そして劇的なものとなったが、ブルペン陣を管理する投手コーチにとっては頭が痛かったに違いない。中継ぎ投手の登板数がかさんでしまうからである。 本企画『投手の“投げすぎ問題”を探る』では、前回は「70試合登板が酷使の境目」という仮設に立って「投げすぎ問題」を検証。今回は50試合登板まで幅を広げて、リリーフ投手の長持ちの秘訣を探ってみたい。