プロ野球が開幕してもうすぐ1カ月になる。両リーグともに独走するチームはなく、昨シーズン以上に混戦となりそうだ。そんななか、選手個人にスポットを当ててみると若い選手が頑張っている。
離脱してしまったが、吉川尚輝(巨人)は1番打者としてチームを牽引。坂本勇人、丸佳浩の前でリードオフマンの役割をしっかりと果たしていた。また、その丸が抜けた広島では野間峻祥がレギュラーに定着し、チームの状態が悪いなかで奮闘している。
中日では今シーズンから主将に就任した高橋周平が3割を超える打率をマークするなど、チームの躍進に大きく貢献している。
ここまでに名前を挙げた選手は贔屓チームのファンならもちろん知っているだろう。また、他チームのファンも名前を聞いたことはあるだろうが、「どこがすごいのか」という特徴まで知っている方はどれくらいいるだろうか。
ここではそういった「名前を知ってはいるけどよく知らない」選手たちを取り上げ、いったい何がすごいのかを『野球太郎』編集部のカバディ西山に聞く。
投手編の前回に続く、野手編の今回は以下の通り12球団から1人ずつピックアップ。いずれもここ数年で頭角を現した野手たちだ。
■「野手編」で取り上げる選手
広島:野間峻祥
ヤクルト:廣岡大志
巨人:吉川尚輝
DeNA:桑原将志
中日:高橋周平
阪神:糸原健斗
西武:外崎修汰
ソフトバンク:牧原大成
日本ハム:淺間大基
オリックス:吉田正尚
ロッテ:藤岡裕大
楽天:田中和基